「ちゃんとしなきゃ」が、一番のブレーキに?

「ちゃんとしなきゃ」が、一番のブレーキに?

何かを始めようとするとき、
多くの人はこう思います。

ちゃんとやらなきゃ。
中途半端じゃ意味がない。
どうせやるなら、続く形で。

一見、とても前向きで、
正しい考え方のようにも聞こえます。

でも、あとから振り返ると、
この「ちゃんとしなきゃ」という感覚が、
一番のブレーキになっていた、ということが
意外とよくあります。


動けていた時期は、もっと適当だった

不思議なことに、
あとから振り返ると、
調子よく続いていた時期ほど、
実はあまり考えていなかった、ということがあります。

深く考えずに体を動かしていた。
気が向いたときに少しやっていただけ。
できない日は、あまり気にしていなかった。

そのくらいの距離感のほうが、
結果的に、日常の中に溶け込みやすかった。

「続けよう」と意気込んだときより、
「ちょっとやってみるか」くらいのときのほうが、
案外、自然に続いていたりします。


力を抜くと、動き出しやすくなる

人は、完全にリラックスしているときよりも、
少しだけ緩んでいる状態のほうが、
実は動きやすいものです。

頑張ろうと力を入れた瞬間、
体はどこか固まります。

一方で、
「まあ、今日はこれくらいでいいか」
と思えたときのほうが、
不思議と、次につながりやすくなる。

力を抜くことは、
やる気を捨てることではなく、
動ける状態に戻す、という感覚に近いのかもしれません。


続けるために必要なのは、気合より余白

もし今、何かを始めようとして
なかなか動けない感覚があるなら、

それは、やる気が足りないのではなく、
ちゃんとやろうとしすぎて、
余白がなくなっているだけかもしれません。

少し雑でもいい。
完璧じゃなくていい。
続かなくても、また戻ればいい。

そう思えた瞬間、
体の緊張が一段階、下がります。

そしてその「少し緩んだ状態」こそが、
行動が入り込む隙間だったりします。


何かを変えようとするとき、
私たちはつい、気合や決意を足そうとします。

でも実際には、
足すよりも、抜いたほうが進むこともある。

「ちゃんとしなきゃ」と思ったときほど、
少し肩の力を抜いてみる。

それだけで、
止まっていたものが、静かに動き出すこともあります。

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