気分が切り替わらないとき、体から動かしてみる。

仕事は一区切りついたのに、頭の中ではまだ続いている。
気になることを、何度も考えてしまう。
ひと息つこうとスマホを開いたけれど、なんとなく時間が過ぎただけ。
そんなとき、いつもと少し違う休み方をしてみませんか。
立ち上がって、体を動かしてみる。
それも、気分転換の選択肢です。
体を動かすことは、気持ちにもつながっている。
運動というと、筋肉をつける、体力を保つ、体型を整える。
そんな目的を思い浮かべるかもしれません。
でも、運動と気分にも関係があります。
その仕組みとして研究されているのが、
セロトニンなどの神経伝達物質の働きです。
セロトニンは、気分の調節などに関わっています。
ただし、運動による気分の変化には、さまざまな仕組みが関係しており、
セロトニンだけで説明できるわけではありません。
「何分動けば必ずすっきりする」と決めずに、
まずは、自分がどう感じるかを確かめてみましょう。
まずは、スマホを置いて少し歩く。
特別な準備はいりません。
・座っていたら、いったん立ち上がる。
・部屋の中を歩く。廊下を往復する。
・外に出られるなら、近所をひと回りする。
最初は、試しに数分ほど。
運動の効果を約束する時間ではなく、始めやすくするための目安です。
速さや歩数を気にするより、足の運びや周りの景色に、
少し意識を向けてみてください。
動いたあと、自分に聞いてみる。
戻ってきたら、ひと呼吸。
「頭の中の忙しさは、どうだろう」
「さっきと比べて、気分はどうだろう」
少し切り替わった気がする。
変わらないけれど、座り続けるよりはよかった。
今日は、あまり違いがわからない。
どの感想でも構いません。
自分に合う気分転換は、試してみることで見つかっていきます。
気分転換に、体を使うという選択。
体を動かす理由は、鍛えるためだけでなくてもいい。
仕事のあとに。
考えごとが続いたときに。
家でなんとなくスマホを見続けているときに。
「ちょっと動いてみようか。」
そんな小さなきっかけから、自分に合う習慣をつくってみませんか。