電話をすると、なぜか歩き回ってしまう。

電話をしながら気づけば部屋の中をウロウロ。
窓まで行って、
また机に戻ってくる。
別に、どこかへ行きたいわけではありません。
電話を切ると、歩くのもやめる。
あれ、何なんでしょう。
会話は、口だけでしていません。
電話中の自分を
少し観察してみてください。
相手には見えていないのに、うなずく。
手を動かす。
時には、身振りまでつけて話しています。
私たちは、言葉だけではなく、
体も使いながら会話をしているのです。
歩くと、考えやすくなることがあります。
電話では、相手の話を聞きながら、
次に何を話すか考え、
言葉を組み立てています。
そんな時、じっとしているより、
軽く歩いている方が考えやすいと感じる人もいます。
実際、歩くことが
アイデアを考える助けになることを示した研究もあります。
どうやら、
考えることと、動くことは、
まったく別ではないようです。
次に電話をした時、
自分の足元をちょっと見てみてください。
また同じところを、
行ったり来たりしているかもしれません。
考えているのは、頭だけではない。
そう思うと、
いつもの電話も少し違って見えてきます。