暑い日に、疲れにくい歩き方はあるのでしょうか。

夏の暑い日。
駅まで歩いただけなのに、
汗が止まらない。
「今日は歩くだけで疲れる…」
そんなふうに感じたことは
ありませんか。
実は、暑さそのものだけが
原因ではありません。
歩き方や体の使い方によって、
疲れ方は大きく変わります。
歩幅を広げすぎると、体は熱を作ります。
暑い日は、
大きな歩幅で歩こうとすると、
脚の筋肉をたくさん使います。
筋肉が働けば、
体の中では熱が作られます。
すると、その熱を逃がそうとして
汗が増え、
さらに疲れやすくなります。
暑い日は、
少し歩幅を小さくして、
一定のリズムで歩く方が、
体への負担を抑えやすくなります。
腕を振りすぎる必要はありません。
腕を大きく振ると、
全身の運動量も増えていきます。
もちろん、
健康のためには良いことですが、
真夏は少し話が変わります。
暑い日は、
自然な腕振りで十分です。
余計な力を抜くだけでも、
疲れにくさは変わってきます。
呼吸を整えるだけでも違います。
暑い日は、
無意識のうちに
呼吸が浅くなりがちです。
浅い呼吸は、
体を緊張させ、
疲れを感じやすくします。
鼻からゆっくり吸い、
口からゆっくり吐く。
歩きながら呼吸を意識すると、
気持ちにも余裕が生まれます。
猫背は、暑さをさらに感じさせます。
暑いからといって、
背中を丸めて歩いてしまうと、
胸が開きにくくなります。
すると、
呼吸が浅くなり、
体に熱がこもりやすくなります。
背筋をピンと伸ばす必要は
ありません。
頭のてっぺんを、
糸で軽く引かれているような
イメージで歩くだけで十分です。
暑さを避けることも、歩き方の一つです。
できれば、
日陰を選んで歩く。
信号待ちは、
建物の影に入る。
ほんの数分でも、
直射日光を避けるだけで、
体への負担は変わります。
これは体力を温存する、
立派な歩き方の工夫です。
今日からできる、小さな工夫。
暑い日は、
「頑張って歩く」よりも、
「無理なく歩く。」
その意識が大切です。
歩幅を少し小さく。 肩の力を抜いて、呼吸を整えながら歩く。
たったそれだけでも、
夏の暑さは少しやわらぎます。
歩き方が変わると、
同じ夏道でも、
体の感じ方は少し変わってくるかもしれません。