右利き?左利き?両方使えたらいいのに。



右手では簡単にできることも、

左手でやってみると、
思うようにできません。

歯磨きも、
お箸も、
パソコンのマウスも。

同じ手なのに、
どうしてこんなに違うのでしょう。


実は、
その違いは筋肉ではありません。

原因の多くは、
脳が長い時間をかけて覚えた
「動きの記憶」にあります。

毎日右手を使うことで、

「どのくらいの力で」
「どんな順番で」
「どの角度で動かすか」

という情報が、
少しずつ脳に積み重ねられていくのです。


では、
反対の手を使う練習には
意味があるのでしょうか。

あります。

最初は思うように動かなくても、

繰り返し使うことで、
脳は新しい動きを少しずつ覚えていきます。

そのため、
リハビリの現場でも、
反対の手を使う練習は行われています。


もちろん、
何十年も使ってきた利き手と
同じレベルになるのは簡単ではありません。

それでも、

歯磨きを反対の手でしてみる。

マウスを持ち替えてみる。

そんな小さな挑戦も、
脳にとっては新しい刺激になります。

 

左右どちらの手にも、
同じように筋肉があります。

それなのに、
思うように動かせないのは、

長い時間をかけて、
脳が「得意な手」を育ててきたからです。


たまには、いつもと反対の手を使ってみる。

少し不便で、
少しイライラするかもしれません。

でも、そのぎこちない動きも、

脳が新しいことを
学んでいる証拠なのです。

戻る<体を知る