あくびは、なぜうつるのでしょう。


誰かが大きなあくびをすると、つられて自分まであくびが出てしまう。

そんな経験はありませんか。

家族や友人だけでなく、

テレビを見ている時や、

画面の向こうの人のあくびを見ただけでも、

思わず口が開いてしまうことがあります。


なぜ、あくびはうつるのでしょう。


実は、まだ完全には分かっていません。

「あくびはうつる。」

これは昔から知られている
不思議な現象です。

しかし、

その理由は、今でも完全には解明されていません。


現在は、

相手の気持ちや行動に
自然と反応する脳の働きが
関係しているという説が
有力とされています。


脳は、相手の動きを映し出しています。


人は、相手が笑うと
自分も笑顔になります。

悲しそうな顔を見ると、こちらまで
切ない気持ちになります。


実は、あくびにも
同じような仕組みが
働いていると考えられています。

脳が相手の動きを自然に映し出し、

無意識のうちに
同じ動きをしてしまうのです。


親しい人ほど、うつりやすいと言われています。

研究では、家族や友人など、

親しい相手のあくびほど
うつりやすいことが
報告されています。


反対に、まったく知らない人よりも、

身近な人の方が反応しやすい傾向があります。


これは、相手への関心や共感が
関係しているのではないかと
考えられています。


あくびは、悪いことではありません。

あくびは、眠い時だけに出るものではありません。


疲れた時。

緊張した時。

長時間同じ姿勢でいた時にも
出ることがあります。


体が「少し切り替えましょう。」

そんな合図を送っているとも
考えられています。


あくびがうつるのは、人らしさなのかもしれません。

まだ分からないことは残っています。

それでも、

あくびがうつるという現象には、

人と人とのつながりや、

脳の不思議な働きが隠れていると考えられています。

何気なく出ている
あくびも、実は、私たちの脳が
周りの人と自然につながっている
証なのかもしれません。


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